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2009.06.17

「将棋と創造性」

「ボナンザ」という棋士をご存じだろうか?
南米アメリカ人でも、ブラジル人でもない。
Windowsのフリーソフトで、コンピューター将棋のソフトの名前だ。

このソフトは、約6万局の棋譜データをもとにプログラムされたソフト
というからすごい。
最近では、プロの男性棋士でさえ勝てないこともあるというから驚く。

この点について、女流棋士の矢内理絵子さんにお話を伺う機会を得た。

コンピューターである以上、人間とは将棋の指し方が異なるのだという。
アルゴリズム的な将棋と、人間味のある将棋とは別のものという認識だ。

ちなみに、矢内さんはコンピューター将棋の世界大会にも参加されるというが、
羽生善治名人は人間味のないコンピューターとの将棋は好まず、練習相手
にもしないという。

コンピューターは論理的な将棋は得意だ。数十手先を見越して、現在最善の手を指す。
しかし、人間はそうではない。
相手を心理的に欺いたり、意図的に手持ちの駒を相手に取らせて
別の流れに変えようとしたりする。

そこに、存在するのは「将棋の創造性」。
コンピューターでは、予想不可能な人間の心理やクセ、その日の相手の状況
などを総合的に判断して、人間が繰り出す「ひらめきの手」は、
未だコンピューターではなしえない創造力による一手なのだという。

とすれば、
将棋とは、対戦相手との共同作業による、ひとつの創造物といえるのかもしれない。

詰め将棋のイメージが強い私は、将棋に創造性という話は意外であった。

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