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2009.12.14

「茂木健一郎と宮本亜門」

「人間とは何のために生きているのだろう」
誰もがこの世に生を受け、成長していくなかで向き合うテーマ。
人間が成長していくことは、すなわち心の成長でありその追求といえる。

それを別々の角度から追求し得ているお二人の話を聞く機会を得た。

演出家の宮本亜門さんと、脳科学者の茂木健一郎さんの対談。

さて、このお二人。
演出家は、人の心をいかに魅了し、感動へと導くことを追求している。
脳科学者(茂木さん)は、クオリア(感覚の持つ質感)をキーワードとして
脳と心の関係ついての研究を行っている。

ところで、宮本亜門さんは、世界的な演出家として知られるが、
なんと小学生の頃は、引きこもりであったという。
自叙伝の『ALIVE』のなかでも、赤裸々に告白されている。
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自殺未遂、交通事故と信じられない半生を乗り越えて、ここにいるのだ。
内なる自分と多くの葛藤をしてきたのだろう。

繊細な宮本亜門さんの演出は、そんな自分を見つめ、そして乗り越えてきた
ひとつの現れではないかと思える。
対談中の笑顔がとても自然で、見る人にいいイメージを残してくれていた。

一方、茂木健一郎さんは、この対談のホスト役。

税金騒ぎもなんのその、熱いトークが冴えていた。
マシンガンのように言葉が連射され、
それを宮本さんが絶妙の間合いで、時に受け、時に流し、
そして見事に応えていた。

また、茂木さんは、宮本亜門さんの自叙伝をよく読み込み、
そして科学者として考察していた。
まるで、宮本さんの半生を描いた舞台を見てきたかのように、
よく知っているのには驚く。

ただ、茂木さんの話題は時として大きく飛躍するので、
宮本さんはそれについていくのがちょっと大変そうだった。
茂木さんは頭の回転が良すぎるのだろう(笑)
しかし、それはある意味おもしろく、大いに笑わせていただいた。

ちなみに、
茂木さんは、太っていると言っていたが、それほどではないように見える。
黒いセーターのせいだろうか。

対談終了の時間は突然訪れる。
その時、クラシックのアンコールのように観客から拍手が巻き起こった。

お二人の対談、いや、お二人の舞台は、
そこにいる観客を完全に魅了していたのだ。

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