「北海道の冬を知る」
「耳がちぎれるから、ニット帽もってくんだよ」
「雪はサラサラだから、傘は不要だよ」
出張の数日前に、Yahoo!天気予報で札幌市の外気温を調べると、
「ー7℃」と表示されていた。
そこで、北海道出身の友人にアドバイスを求めたのだった。
先週末、仕事で冬の北海道にはじめて訪れた。
10年ほど前、北海道ほぼ全域をレンタカーで走り回ったことがあるが、
それは主に初夏だった。
北海道の冬を体験したことがなかった。
イメージは、フジテレビ系「北の国から」というところでしかない。
さて、
新千歳までは、飛行機さえ順調であれば比較的近い印象だ。
羽田からのフライトは1時間10分程度。
都心への通勤を思えば空の旅はむしろ快適で、
好きな本を読んでいたら到着していた。
ただし、新千歳から札幌までは、さらに電車で40分程度を要する。
札幌は
市内といえども、ほとんどの路面が凍結していた。
走る車は皆、スタッドレスタイヤを装着している。
もちろん、レガシィのようなAWD車両もだ。
しかし、予報に反して、この日の外気温は0°であった。
現地の人からすると、暖かい日のだという。
さて、
仕事をそつなくこなした後は、
現地スタッフに案内されて、地元サラリーマン御用達の居酒屋で呑む。
やはり、海産物が旨い。
そして、「男山」も旨い。
翌日、
起きると胃が、妙に重かった。
理由を思い出した。
とどめに、札幌ラーメンを食べにいったのだ。
重い体を引きずりながら、「北海道庁旧本庁舎」と
そして、かの「時計台」を訪れ、ささやかな観光気分を得た。
帰りがけに、
札幌駅で偶然出会った、寝台特急「北斗星」に旅情をかき立てられた。
そして、
「白い恋人」と六花亭の「バターサンド」という鉄板土産を購入し、
ふたたび機上の人となった。
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