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2010.04.26

「開府400年の名古屋」

先週、
京都で友人と別れた後は、最終の名古屋行きの新幹線に乗った。

翌日も快晴。汗ばむ陽気。

宿を、名古屋の繁華街、栄(さかえ)のほど近く、伏見にとった。
少し外れた伏見あたりは、意外とバリューなビジネスホテルが多い。
栄までは、徒歩で10〜15分といったところだ。

栄には、有名デパートやオフィスが集う。
「名は体を表す」とはまさにこのこと。

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ホテルのモーニングサービスをいただいた後は、やはり散歩に出る。
歩く事によって、自らの感性に街のイメージはりつけていく。

まず、
「オアシス21」に登り街並を俯瞰。
ビルの4階ほどの高さはあろうか。さながら、空中水園といった趣き。

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このんなものを、よくも繁華街に置いたものだ。全くスバラシイ!!

名古屋放送塔も近くに見える。

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そして、
久屋大通に並列するセントラルパークを名古屋城まで歩くことにした。
地下鉄の駅にして2駅程度の距離。

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迷う理由も見当たらないほど、まっすぐな道が続ていた。
新緑の街路樹が美しい。

セントラルブリッジと噴水。

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名古屋市は、ロサンゼル市と1959年に姉妹都市となっている。

セントラルブリッジ上から。名古屋駅からまっすぐ伸びる桜通。

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休日の朝とあって、まだ交通量は少ない。
さらに歩く。気がつけば、先ほど見た放送塔が小さくなっていた。

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まもなく、名古屋城のある名城公園に近づく。

東門から二の丸公園の脇を経て、天守閣を目指す。

名古屋城といえば、まずは金鯱。本物の金箔が貼られていたため、
その数枚が盗難にあったというハナシは有名。

この日も、春陽を受けて輝いていた。

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名古屋城は、
安土桃山時代の名将、織田信長が生まれたという那古野城の跡地に、
徳川家康が天下普請のためと西国諸大名に号令し築城させた。

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明治維新まで、徳川御三家の筆頭、尾張徳川家の居城とされたが、
1945年(昭和20年)の名古屋大空襲のときに、
焼夷弾の直撃を受けて焼け落ちてしまった。

この天守閣は、1959年(昭和34年)に再建されたものだ。

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現在、
本丸の再建が着手されており、その復元作業現場を見学することもできる。
完成は2018年(平成30年)の予定とか。

城の内部は、
名古屋城の歴史を中心に、安土桃山、戦国時代の資料が多く展示されている。
当時の生活様式や美術品も展示されている。

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紅白梅図屏風(清野一幸 /狩野探幽の弟尚信の門人)

天守閣の5階展望室からの眺め。
さらに、放送塔が遠く見える。

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昔の殿様は、この眺めに何を思ったのだろうか。

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石垣は加藤清正を中心に積み上げられた。
一部の石には、清政のサインが入っている。

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400年前というと、1610年。
「関ヶ原の戦い」から10年後という計算になる。

ゆるやかな時の流れも、振り返れば早い。
それを歴史という。
戻らぬ時「今、ここ」を大切にしたいと思った。

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2010.04.21

「古都の桜に想うもの」

週末、東京は小さな雪だるまができた。

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季節外れの寒気から逃げるように西へ向かう。

3時間後。

春の陽射しがまぶしい京都で友人と待ち合わせ。

目的のひとつであった京都国立博物館の長谷川等伯展は、
80分待ちの列が出来ていたため、隣の「知積院」へ。

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「知積院」の門前。
真言宗智山派総本山で、成田山新勝寺、川崎大師平間寺、高尾山薬王院などの
関東ではなじみ深い大本山を擁している。

実は、ここにも長谷川等伯の作品が所蔵されている。

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『楓図』長谷川等伯(1593年頃)

狩野派と並び賞される安土桃山時代随一の絵師が、
脚光を浴びたのは50代の頃という。
享年は72歳。人はいつ脚光を浴びるか知れたものではない。

美しい襖絵たちを後にし、バスの1日乗車券を購入。

北へ。
鴨川へ向かう。
目的地を「上加茂神社」に定める。

バスの車窓は、春の光に溶ける古都の街並みを
額縁に収めて見せてくれる。

鴨川の手前で下車し、桜並木の土手を歩くことにした。

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桜は、満開から少しすぎた頃合い。

陽の光に透かされた花びらが愛らしい。

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水量が少ないところには、動植物の春の息吹。

青い空に黄色い菜の花のコントラストが美しい。

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京都の春の原風景を想い描く。

「上加茂神社」に到着すると、
婚礼の写真撮影の真っ最中であった。 ここでも枝垂桜が美しい。

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拝観させていただだくと、もれなくお祓いがついてくる。
神社の由来を丁寧に解説してくれるのもいい。

平安時代の作家、紫式部もこの「上賀茂神社」を詣でたという。
朝、神社の森を眺めやって詠んだ歌が残されている。

「ほととぎす 声まつほどは 片岡の もりのしづくに 立ちやぬれまし」
(新古今和歌集:第三巻 )

「ほととぎす」は、夏の季語であると同時に、将来の夫を意味している。

この後、少々コーヒーブレイク。ケーキもいただく(笑)

そして、満を持して「仁和寺」へと向かう。

この時点ですでに4時をすぎていた。
が、途中からタクシーを飛ばす強行軍に出る。

仁和寺の桜にはそれだけの価値があるのだ。

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「御室桜」(おむろさくら)

比較的背の低い白い桜の樹々が、地面から吹き出たかのように咲いている。
その数200本余り。

京都では遅咲きの部類に入る。

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こうなると、もう止まらない。
かっぱえびせん状態(ヤメラレナイトマラナイ)に陥る。

次は「大覚寺」。
この時点で夕方5時半。急ぎ再びタクシーに飛び乗る。
よくも友人は私のワガママについてきてくれる。
まことに感謝である(笑)

しかし、
当然ながら、5時半を過ぎて「大覚寺」は閉門していた。
京都の寺院の拝観は、通常4時か5時には終了してしまう。

そこで、門の間からそっと桜を拝ませていただく。

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悔しいほど美しい門前の桜。

少し歩き、
大沢池を眺めながら、平安の嵯峨野に想いを馳せる。

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夕食までの時間を逆算し、このまま広沢池まで歩くことにした。
20分ほど歩くと、広沢池に着く。

湖畔の桜が美しかった。

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夕暮れの湖畔の桜。もうすぐ陽が沈む。
この桜と夕陽の競演を待つことにする。

友人とともに語らいながら、ゆるやかな時間に身をまかせていると・・
陽がおちてきた。

友人がカメラを構える。

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私も倣う。

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嵯峨野に落ちる、黄金の静謐。

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今ここでしか感じることができない、もののあはれ。

生きている答えのカケラが見つかった気がした。


そして、
再び車窓の景色を眺めながら河原町へと戻る。

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夕食は、友人オススメの老舗の水たき屋さん「新三浦」。

食事をした後、最後のさいごに「高台寺」を拝観。
ライトアップと夜景のデザート。

お腹も心も、友情も満たされた夜となった。

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2010.04.05

「ニューマシンの導入」

ニューマシンは、アルミ板から削り出されたユニボディ構造だ。

MacBook Pro 2260/13.3 MB990J/A

車と誤解しそうなタイミングであるが(苦笑)、それにはまだ気が早すぎる。
Macのノート型、MacBook Proを購入した。

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これまでのMacのノートを振りかえると、
PowerPC G3を2台とG4を1台という全てPowerPC環境であった。

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iBook G3 300MHz 160MB HDD3G
主に子供のお絵描き&ネット用として使用。
OS X(10.2)&軽量ブラウザOperaでネットも十分可能であった。
このシェル形デザインが好きで、まだ現役で使っている人も多い。

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PowerBook G3 333MHz 160MB HDD4G Lombard
搭載されていたOSは、 OS 8.6。
モニタには、14.1インチアクティブマトリックスTFTが採用された。
発売当時(1999〜2000年)は、30万ほどした高級機種である。

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PowerBook G4 1.5GHz HDD80G最終型
12.1インチと小型で重量も約2kgと、本当にモバイルできるノートMacであった。
SSDに換装してフルメモリを積み、下級 intel MacBookモデルと遜色ない使い勝手
であったが、その進化には当然追いつけない。

今回、これらのノートを処分して、
1年前に購入した iMac とともに完全に intel 環境へと移行した。

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液晶サイズ:13.3インチ CPU:Core 2 Duo/2.26GHz HDD容量:160GB
メモリ容量:2GB ドライブ規格:DVD±R/±RW/±RDL

MacBook Proにしたのは、Firewire800が使える事も大きな理由の一つ。
動画編集においては、800のパフォーマンスがないと外部HDDを連結する気になれない。
今回は、Firewire800対応の320GBのポータブルHDDも合わせて購入した。

SDカードスロットもついて、コンデジの画像を取り込むときは便利そうだが、
Appleの思想としてアリかどうかは疑問も残る。

早速、PhotoshopIllustrator入れてみた。
この後は、Pro Toolsを入れる。

仕事の延長線上に遊びがあるのか、遊びの延長線上に仕事があるのか。
Macを使っていると、日常なかでconfuseしていることが多々起きる。
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