« 「アウトドアのための腕時計」 | トップページ | 「小さきもの」 »

2010.10.27

「上高地の大自然に挑む」

先日、念願であった秋の上高地を訪れる機会を得た。

早朝5時に都内を出発。 中央道を松本に向かってひた走り、
8時半頃に高地の麓「沢度」に到着した。

上高地では、自然保護のためにマイカーを規制している。
「釜トンネル」から先は、バスかタクシーでしか入る事を許されない。

今回はタクシーでこのトンネルをくぐり、「明神池」上高地観光センターまで行く。
タクシーの料金は4000円ほど。 数人で相乗りするのが理想的だ。

Rimg0002 Rimg0008          
  (上高地観光センター)                (SUUNTO 高度計1470m)

時刻は9時。
この地点の標高は、SUUNTOで1470mと表示。

ここで、2ケ入り400円の高級おむすびを購入し、
いざ、トレッキングへと出発する。

Rimg0009 Rimg0017          
  (トレッキングマップ)                           (梓川)

まずは、「梓川」沿いのなだらかなアプローチを歩いていく。

天候に恵まれ、樹々が青い空に映えていた。
樹木に囲まれ、山道はマイナスイオンがあふれて心地よい。

Rimg0033 Rimg0027
        (梓川 遠景)                         (川沿いの道から)

光があふれ、
日陰の黒と、陽のあたった緑が美的なコントラストを生み出していた。
人の手が入っていない自然風景は、どこまでも人の心を惹き付ける。

Rimg0050 Rimg0049
              (穂高山 登山マップ)                   (横尾キャンプ場)

横尾野営場。
ここでキャンプして、早朝から登山する人も多い。

この辺りから、山道は徐々に勾配がきつくなっていく。


Rimg0053 Rimg00741
        (横尾大橋)                         (徐々に勾配がつく)

横尾大橋あたりで、トレッキングから登山の領域へと入る。

大きな岩が、それを乗り越えようとする登山者の負荷となる。
しかし、その負荷を乗り越えた先に、それ以上の期待と達成感が
あるからこそ、次の一歩が踏み出せる。



Rimg0095 Rimg0100

標高が高くなるにつれ、樹々が色づき、自然のキャンバスを紅く染める。
その景色に、充足感が満ちてくる。

まもなく、「涸沢」。カールが眼前に開けた。

Rimg0115 Rimg0116
       (涸沢カールとテント)                     (涸沢小屋)

「涸沢」でも、キャンプをして登頂を目指す人々が多い。
我々は、軟弱なので!?山小屋を予約済み。

今回は、「涸沢小屋」にお世話になった。

Rimg0121_2 Rimg0133
     (涸沢小屋の標高は2350m)                (SUUNTO 高度計2275m)

SUUNTOとの差は、75mほど。正確な計測をするためには適宜設定が必要。
また、5m刻みの表示なので、今回はその増減に注目して使用した。


Rimg0125 Rimg0126
  (MERRELLカメレオン2と下にはテント)                      (ジョッキ大生!?)

疲れた足をブラブラさせると、眼下には色とりどりのテントが。
トレッキングシューズのMERRELLカメレオン2で、ここまで順調に登れた。

陽が陰ると、フリースなしではいられないくらいの寒さだが、
やはりここはビールが必須だろう。

この紅葉の季節は、山小屋の最盛期ということもあって、
部屋は大変なにぎわいであった。
敷き布団2枚を、3人で使用するほど。

翌朝。
朝4時半に強制的に山小屋は電気がつき、起こされる。
我々も、7時前に出発して奥穂高を目指す。


Rimg0201_2 Rimg0171
      (涸沢パノラマコース)                       (鎖場)

「涸沢」からさらに登ると、岩山が増え、傾斜もさらにきつくなってゆく。
鎖場もあって、少々危険な香りも楽しめる!?

1時間ほど登ると、「穂高岳山荘」が見えてくる。
この「穂高岳山荘」で、すでに3100mに到達している。

そして、その向こうが奥穂高山の頂上となる。もう少しで、頂上だ!


Rimg0177 Rimg0178

ところが、
ここで大量のガスが降ってきた。
前方の視界が遮られ、登頂が困難な状況がしばらく続いた。

Rimg0186 Rimg0184

この日は、出発地点の「明神池」まで帰らなくてはならないため、
今回はやむなくここで引きかえすこととした。


さて、
下りは、登りより楽!?というのは気のせいである。
かなりヒザに負担をかける。

実際、登りよりもキツい部分も多い。
それでも17時までに下山しないと閉門されてしまうというので、先を急いだ。

下りの岩場では、トレッキング向けのMERRELLカメレオン2よりも、
固くしっかりと足を守る登山靴のほうが適しているかもしれない。
筋力が落ちてくると、踏み込みが甘くなるのだ。

振り返ると、「穂高岳山荘」がすでにかなり遠くなっていた。
すでに、針の先ほどだ。

Rimg0208

そして、
さらに遠くなる、涸沢小屋と涸沢ヒュッテ。

Rimg0217
              

遠方に、剣岳が見えた。(中央の尖っている山)
いつかは登頂してみたいものだ。

Rimg0242

17時。ようやく「徳沢」をすぎた。
なだらかな、アプローチを下ってゆく。

Rimg0260 Rimg0273
         (道案内板)                   (オマケ:上高地の野生の!?サル)

少し暗くなりはじめたころ、「明神池」まで無事下山。
再びタクシーにて、「沢渡」までの帰路についた・・・。


大自然との邂逅が、ここ「上高地」にはあった。

そして、
山を登ることは、まさに己を知ることに通じると知った。
是非また挑戦したい。

|

« 「アウトドアのための腕時計」 | トップページ | 「小さきもの」 »

DIARY」カテゴリの記事

コメント

(^o^)丿

山ボーイしたのですね(^_-)☆。
素晴らしい写真、いいなぁ、こういうとき。
僕は日常の忙しさに(^^ゞ、なかなか行けていませんこういう所。

上高地界隈、僕も何度か歩きました、ロングロングアゴー。懐かしいばかり。

こういう処を歩いていると、色んなことを思い感じますが、行き着くところは、生?

今思い出しましたが、やはり大昔のこと、11月初めの閉山間際の尾瀬に出かけました。
夜行電車~バス~そのまま歩き~東電小屋泊~という強行スケジュールでしたが。枯色一色の世界と深く高い蒼空、心身共に貫かれました。

思えば、こういう大自然の中で/前で、心身貫かれるとき、何度か体験しています。
皆さん方も、そうでしょうね。どんなときにところで、どんな風に、そう体験なさっているのかなぁ? いつか特集して下さいな~)^o^(。

投稿: JIN | 2010.10.27 11:12

▼仁さん
こちらへもコメントありがとうございます。
私も、これまでは忙しくてぜんぜん時間がとれなかったのですが、
時間を強引にやりくりしてなんとか、出かける事が叶いました。

是非、今度、トレッキングにご一緒しましょう!!

投稿: 123S401 | 2010.10.29 02:08

(^o^)丿

>是非、今度、トレッキングにご一緒しましょう!!

いいですねぇ。僕が歩ける間に(^^ゞ。

大学の頃、山歩き系のひとたちのおまけで、そこそこ信州も行ったのですが、なぜだかあまり憶えていません(゚o゚)。飲み過ぎ^^;。
友達といった、閉山間際の尾瀬とかは鮮明に憶えているのですけれど。

近年、全然ですが、かみさんと(子供の生まれる前)黄金週間に出かけた屋久島は素晴らしかったです。

御決まりの「縄文杉」に行くとき、白谷雲水峡経由で行きましたが、雲水峡も実に素敵でした。瑞々しくっていのちに溢れている場。往復12時間余り、かみさんがよく歩けたと思います。急な所はありませんが、なかなかハードでした。又、行きたいです!

いっぱい色々貫かれましょう!

投稿: JIN | 2010.10.29 10:40

▶仁さん

屋久島いいですね!
私は、まだ行った事がありません。
縄文杉を見に是非行きたいものです。

今度、計画を立てて参りましょうぞ!

投稿: 123S401 | 2010.11.02 00:46

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.f.cocolog-nifty.com/t/trackback/413360/37323738

この記事へのトラックバック一覧です: 「上高地の大自然に挑む」:

« 「アウトドアのための腕時計」 | トップページ | 「小さきもの」 »